クラシキクラフトワークビレッジ
テーマは手仕事 作り手の思いが見える複合施設
クラシキクラフトワークビレッジは美観地区の中にある町家をリノベーションした複合施設です。小路風の入口を進むとものづくりの体験ができる店や、工房を兼ねた店、地産素材を使った商品が手に入る店、5店が軒を連ねます。
倉敷は古くから、鑑賞のためではなく実用性を備えた「民藝」にゆかりが深く、手仕事が盛んなまち。だからこそ商品が作られる背景や空気感も一緒に伝えることで、より深く倉敷のことを伝えられないかという考えで、クラフトワーク(手仕事)をテーマにした複合施設として2017年3月にオープンしました。ものづくりの過程にも焦点を当てており、作り手の姿勢や品質の高さを知ってほしいという思いが込められています。
2017年3月に複合施設としてオープンする以前は、「Gocha」(当時の店名は「互茶」)のみが一軒の町家で店舗を営業しており、周辺は民家と雑木林だったそうです。クラシキクラフトワークビレッジの建築を手掛けたのは、倉敷の町家再生に数多く関わってきた楢村徹さん。美観地区内の周囲の景観になじむ建物となっています。中庭には井戸や社が残っており、昔の町家暮らしが目に浮かぶよう。
店舗紹介
Gocha
器やてぬぐいが並ぶ「Gocha」では、倉敷の街並みを表現した人気のオリジナルてぬぐい「くらしきさんぽ」をハンコでデコレーションするワークショップも楽しめます。
eritto store
「eritto store」は帽子製造が地場産業として発展した浅口市に本社を置く襟立制帽所が運営するショップ。帽子のほかカジュアルで優しい着心地の洋服や、オリジナル柄のバッグなどが手に入ります。
Blue Trick
「Blue Trick」にはデニムの産地・井原市の服飾メーカーの自社ブランド服が並びます。藍(インディゴ)をアレンジし、さまざまな技法(トリック)を取り入れたメンズ・レディース服がずらり。個性的な柄が特徴です。
CRAFT WORK inc.
スプラッシュペイントが施された倉敷帆布のバッグや洋服が並ぶ「CRAFT WORK inc.」。店舗横が工房で、バッグ製造の様子を見ることが可能です。ペイントは児島の工房で行っているそう。カスタムにも対応してもらえます。
aun
「aun」は作家・江田明裕さんが制作するガラスペンやガラスアクセサリーが並ぶショップ兼工房。ガラス作品ならではの、立体的に入った模様や見る角度によって変わる色合いの繊細さに魅了されることでしょう。
インフォメーション
住所 |
岡山県倉敷市本町1-30 |
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アクセス |
JR山陽本線 倉敷駅から徒歩約13分 |
営業時間 |
店舗によって異なる |
定休日 |
店舗によって異なる |
TEL |
店舗によって異なる |
公式HP |