吉井旅館
坂本龍馬も訪れた、五感で倉敷を感じる旅館
100年以上前から倉敷を訪れる人をもてなしてきた、割烹旅館・吉井旅館。江戸時代後期に民家として建てられた築約280年の建物を、大切に使い続けています。幕末に坂本龍馬が立ち寄った部屋があり、宿泊できるのも魅力です。
格式と落ち着きを感じる外観は、「倉敷格子」と呼ばれる親つき切子格子が目を引きます。倉敷格子は、外からの光と風を取り入れながら家の中を見せない工夫から生まれました。館内を歩けば、タイムスリップしたかのよう。倉敷町家の美しさを堪能してください。
1日6組限定で、客室はそれぞれに個性的。洗練された調度品も見どころです。「四季や、町の空気を感じられるように」との思いで設えられており、倉敷ノッティング・倉敷緞通・倉敷ガラスなどの地域の工芸品や、季節感のあるお花や掛け軸などが出迎えてくれます。イタリアのガラスシャンデリアや現代作家のオブジェなども、部屋に見事に調和。古いものと新しいものを融合させてきた旅館の歩みを感じられることでしょう。
倉敷美観地区内にあるため、ロケーションも最高です。夜は、提灯を借りて粋な夜の倉敷散歩を。気配りやおもてなしが心地よい、情緒ある旅館です。
竣工:寛保3年(1743年)
開業:明治22年(1889年)
客室
楓の間
坂本龍馬が立ち寄った部屋は、アーチの壁が印象的。茶室だった名残も残っていて、風情ある佇まいです。龍馬の活躍した時代に思いを馳せて過ごしてみては。
躑躅(つつじ)の間
ベンガラを使った薄紅色のふすまが部屋のアクセントに。窓からは庭が見え、落ち着いて過ごせることでしょう。江戸時代末期〜明治初期のものと思われる水琴窟に水を落とせば、なんとも心地よい軽やかな音色が聴こえてきます。
蔦の間
蔵を利用しており、平らな瓦を壁に貼り付け目地を漆喰で盛り上げる「なまこ壁」が残っています。壁だけでなく、梁の雰囲気も魅力。
お風呂
木が香る「檜風呂」「高野槇風呂」の2種類のお風呂。貸切で使用するため気兼ねなくくつろげます。
料理
夕食
瀬戸内海の魚や地元産の野菜をふんだんに使った、素材の味を活かす心づくしの懐石料理が味わえます。目でも愉しませてくれることでしょう。
朝食
丁寧に作られている朝食は、品数豊富。特に自家製の佃煮が好評です。
インフォメーション
住所 |
岡山県倉敷市本町1-29 |
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アクセス |
JR山陽本線 倉敷駅から徒歩約10分 |
TEL |
086-422-0118 |
FAX |
086-424-0441 |
公式HP | |
Check In / Out |
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