クラシキ庭苑
築約100年の古民家を改修した、路地と庭のある複合ショップ
クラシキ庭苑は、倉敷川沿いにある築約100年の町家を改修した複合ショップです。2014年に開業し、2022年3月現在は1階にコーヒー専門店、製菓会社の直営店、ショットバーの3店が入っています。
改修を担当したのは、倉敷の民家再生を多く手掛けている建築家・楢村徹さん。倉敷美観地区周辺は、奥行きが深いため奥に使われない建物が放置されているケースが多いそうです。楢村さんは、何十年もかけて少しずつ、「奥」を魅力に変え、古い建物を活かしながら現在らしくもある改修を手掛けてきました。クラシキ庭苑では、建物の奥へまっすぐ路地が延び、昼も夜も光が美しく「何があるんだろう」と高揚感を覚えるのではないでしょうか。
敷地中央には、中庭を望む吹き抜けの半オープンテラス。中庭から見える壁は、特に瀬戸内で多く使われている伝統技法の焼杉で作られています。表通りの喧騒を忘れて気軽に憩えるスペースになっています。
天井からは、デンマークで20世紀に生み出され今でも手仕事で作られるランプシェードが下がり、優しい光にうっとり。民藝が栄え手仕事が根付き、洋風建築も取り入れながら発展してきた倉敷の想いとマッチするのでしょう。昔の倉敷を感じられる建物に、今の倉敷らしさが融合した施設です。
お店
kobacoffee
ペーパードリップ、サイフォン、フレンチプレスの3種類の淹れ方が楽しめる、自家焙煎コーヒーとケーキの喫茶店です。1番人気は「倉敷ブレンド」。煎り方も3種から選べます。スイーツメニューも充実していて、幅広いニーズを満たしてくれるでしょう。吹き抜けになった店内の大きな窓からは中庭が見え、立派な梁も見どころです。
cafeBISCUIT
倉敷の製菓会社「梶谷食品」初のアンテナショップです。岡山県民のソウルフードといえるビスケット「梶谷のシガーフライ」は、サクサクの食感に甘みと塩気の絶妙なバランスで、「食べ始めるとやめられない」と愛され続けてきました。イートインでは、ビスケットと岡山木村屋の食パンやクリームを使ったメニューが味わえます。
Salonde Ric's
数々のカクテルコンテストで優勝実績のある、実力派女性バーテンダーのショットバーです。フルーツ王国おかやまの特性を活かした、マスカット・ジパングや白桃など旬のフルーツを使ったオリジナルカクテルが特に人気。香り高い1杯が味わえ、倉敷の夜を極上なものにしてくれることでしょう。フードも充実。
店舗紹介
店舗名 |
ジャンル |
kobacoffee |
コーヒー専門店 |
cafe BISCUIT |
お菓子 |
Salon de Ric's |
バー |
店舗名 ジャンル |
kobacoffee コーヒー専門店 |
cafe BISCUIT お菓子 |
Salon de Ric's バー |
インフォメーション
住所 |
岡山県倉敷市本町5-27 |
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アクセス |
JR山陽本線 倉敷駅から徒歩約15分 |
営業時間 |
店舗によって異なる |
定休日 |
店舗によって異なる |
TEL |
086-425-0050 |