The 華紋
洋と和が融合したレトロモダンな空間で楽しむ創作フレンチ
「The 華紋」は美観地区のメイン通りである倉敷川沿いの道から1本なかに入った、倉敷アイビースクエアの隣にあります。江戸時代末期に建てられた建物で、大原家の邸宅でした。大原家は倉敷紡績所や大原美術館を設立するなど、倉敷の歴史を語るうえで欠かせない人々です。
外観は当時の面影を残しつつ、中は梁や柱を活かした広々とした空間に改装されています。ランチ会場は大きなガラス張りになっており、手入れの行き届いた中庭を眺めることができます。
建物や中庭は和を感じますが、ランチ会場には円卓が並び、真っ赤なソファーなど調度品も洋風です。和と洋が見事に融合したレトロモダンな空間になっています。
The 華紋のメイン事業はブライダルです。レトロモダンな雰囲気なので、ドレスも着物も似合う、倉敷らしさを感じる結婚式場として有名です。結婚式がない平日を中心にランチ営業をしています。
ランチは結婚式の食事も手掛けるシェフこだわりの品々が、コース仕立てで提供されます。地産地消にこだわり、野菜はシェフ自らがセレクトするこだわりよう。
特別な空間で、旬の地元食材をたっぷり使った創作フレンチを楽しめます
おすすめ料理
メイン料理
The 華紋のランチは季節によって変わり、固定メニューはありません。メインは肉か魚を選ぶスタイルです。
肉は牛や豚のほか、時には鴨肉などを扱うことも。魚料理にはエビや地元寄島の魚が登場することもあります。
The 華紋の料理は素材の味を最大限に活かした味付けをしています。料理に合わせてつくられたソースは、甘いものや酸っぱさがあるものなど、複雑な味です。何もかけず、そのままでも十分なのですが、ソースと絡めることでより美味しく、完成された味になります。
ポタージュ
ランチにはポタージュが必ず提供されます。地元の食材をたっぷり使用した前菜も紹介したいところですが、ポタージュも外せません。
メジャーなコーンポタージュが出てくることはほとんどなく、大根やきのこなど旬の食材を用いたものが出されます。
たとえば大根のポタージュは、意外と水っぽくなく後からふわりと大根の味を感じられ、にんじんポタージュは優しい甘さでトロンとした舌触りです。
どのポタージュも素材の味がほんのりと感じられる優しい味付け。野菜は、時には旨みをしっかりと引き出したり、アクセントとして用いたり。ポタージュが好評で一時期スープ専門店を展開していたほど。それほどポタージュの虜になるひとは多いのです。
シェフの技が光る一皿です。
インフォメーション
住所 |
岡山県倉敷市本町8-33 |
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アクセス |
JR山陽本線 倉敷駅から徒歩約20分 |
TEL |
086-441-7119 |
営業時間 |
11:30~14:30 |
定休日 |
火曜日、第2水曜日(祝日を除く) |
公式HP |