倉敷市の癒しスポットをご存じですか?
倉敷市と言ったら、美観地区が有名ですよね。
様々な時代の建物が混在・調和している独特の景観です。
私が散策していた時は、綺麗な花嫁衣装で前撮りをされていた方がいました。
素敵でした。運が良ければ、見られますよ。
美観地区だけでも楽しめますが、倉敷市には癒しのスポットがあるのをご存じですか?
それは、市内に数か所にある藤棚です。
藤棚からかんざしの様に垂れ下がる藤の花は、優雅で柔らかく女性らしさの象徴と考えられていました。
家紋にも使われていたり、万葉集で歌が詠まれるほど親しまれています。
藤の様子を見に阿知神社に行ってきました。
残念ながら私が行った時は蔓しかありませんでしたが、4月中旬~5月上旬には、甘い香りをさせながら藤の花が満開に咲きます。
阿知神社では、毎年4月末~5月上旬に『藤見の会』という藤を楽しめるお茶会があり、絵馬殿から、倉敷の町並みを眺めることもできます。
古くから愛されている藤ですが、倉敷の市花です。
倉敷市のシンボルとして気候風土に適したものなど条件を制定委員会により検討し、数多くの候補の中から1971年12月に制定されました。
藤の花言葉は、『歓迎』です。
阿知神社の他にも美観地区付近を散策するといくつか藤棚を見つけました。
一つ目は、アイビースクエア別館のフローラルコートの前です。
ここの藤は、白色の花を咲かせるのが特徴です。
小さな神社もあり、満開の白藤と赤い鳥居の景色は魅了されます。
二つ目は、倉敷芸文館の敷地内です。
こちらの藤棚は、駅前通り沿いと北側の記念植樹周辺の2カ所あります。
北側の記念樹付近の藤は、房が長いのが特徴です。
三つ目は、倉敷川沿いです。
倉敷川の親水公園と倉敷千本桜 (河津桜)の先端の右側にあります。
美観地区を南側へ抜けて、倉敷川の「いりふねの道」に沿ってしばらく歩いていくとあります。
倉敷川の親水公園の藤棚は小さめで、倉敷千本桜 (河津桜)の先端の右側の藤棚は少し大きめでした。
倉敷千本桜 (河津桜)の先端の右側の藤棚は、南側と北側で種類が違う藤が咲きます。
四つ目は、倉敷国際ホテルの南側です。
普段、下から鑑賞する藤ですが宿泊している部屋の窓から見える藤の姿もいいですよね。
ぜひ、みなさんも歩いて見つけて癒されてくださいね。